2008年06月06日
都合で
結婚した頃、主人が、よう、こない言わはりました。
「なあ、見て。新しい喫茶店、出来てるやン。入ってみよかぁ」
「また、今度。都合でな。」
何言うたはんのか、ぜんぜん判らへんかった。
「なんで?今、別に急かへんヤン」
「今度て、いつぅ?」
すると、まるで宇宙人を見るような顔をしやはったもんです
「なあ、見て。新しい喫茶店、出来てるやン。入ってみよかぁ」
「また、今度。都合でな。」
何言うたはんのか、ぜんぜん判らへんかった。
「なんで?今、別に急かへんヤン」
「今度て、いつぅ?」
すると、まるで宇宙人を見るような顔をしやはったもんです

これは
「僕は、こんな店嫌いなんだ。
入りたくないよ。
でも、君が入りたいと言うなら、いつか、気が向いて、君に付き合うこともないかもしれないね。
気が向けばね。
たぶん・・・向かないと思うけれどね。」
ってことの省略みたいです。
つまり、都合というのは、非常に確立の低い可能性をさしているのでは・・・
これって、京都弁なんですやろか?
聞かはりますかぁ?
「僕は、こんな店嫌いなんだ。
入りたくないよ。
でも、君が入りたいと言うなら、いつか、気が向いて、君に付き合うこともないかもしれないね。
気が向けばね。
たぶん・・・向かないと思うけれどね。」
ってことの省略みたいです。
つまり、都合というのは、非常に確立の低い可能性をさしているのでは・・・
これって、京都弁なんですやろか?
聞かはりますかぁ?
タグ :都合で
聞きませんねぇ。でも、あぁなるほど、ニュアンスは伝わります。らしい京都弁ですねぇ。
今度使ってみます。^^
「そんなん、僕ら、よう、言わん」て言うて、こないな言葉使わはるのですわねぇ。
京都弁って、断り文句一つ取っても、常に相手に不快感を与えない配慮がされてる場合が多々あるから、こう言う表現になるんです。
つまり、本当は行きたいんやけど、都合があるから行けませんわ。残念ですわ。という感じの、やんわりとした断り文句なんやね。
確かに、最近はこういう言葉を使って、やんわりと断る事が出来ない人が多くなってきてるから、京都にいても、知らない人が多いのも頷けますね。
京都弁って、そういう意味では、今の時代、今の人にとって、必要とされなければならない(相手に配慮出来る)言葉なんじゃないのかな?と思います。
おおきに。お返事遅うなってすんません。
親しい人相手でも、ざっくり言わはらへんのですね。
いや、「よう言わはらへん」のですね。
時代もありますのやろけど、一つの文化として、無くなっていくのは残念ですね。